椅子張りの生地を活かしたモダン和風の座布団ができました

椅子張りのトップメーカーDOKO 椅子張りの生地を活かした座布団ができました
“椅子張り”のトップメーカー、DOKO
トップ >> 取扱方法 >> 日本ビニル工業会ビニルレザー部会資料より抜粋
DOKO椅子張り取扱商品
家具・座布団用レザー
家具用椅子・座布団
(張布)
【はじめに】
塩化ビニルレザー及び合成皮革を永年にわたり、ご愛顧賜り誠に有り難うございます。皆様のご支援により、広い用途で優れた特徴を生かしていただき、日常生活に欠かせない素材となっております。種類も使用分野も増加する一方ですが、このたび塩化ビニルレザー及び合成皮革を正しくご使用いただくために、「塩化ビニルレザー及び合成皮革の取扱いについて」をまとめました。既に、ご承知の内容もあるかと思いますが、是非ご一読くださるよう、お願い申し上げます。なお、各社製造の特殊機能性製品につきましては、別途、各社の特殊製品品質協定書に基づいてご使用ください。

● 安全性に関する警告と注意
1. 警告表現用語の説明
 警告のために用いる表現用語は、想定される被害、損害の程度に応じて「警告」「注意」に分類し、警告表示に付記します。
「警  告」 取扱いを誤った場合に、使用者が死亡又は重傷を負う危険の状態が生じることが想定される場合。
「注  意」 取扱いを誤った場合に、使用者が軽傷を負うか又は物的損害のみが発生する危険の状態が生じることが想定される場合。
なお、損害の程度の分類は以下を参考とする。
「重  傷」 失明、けが、やけど(高温・低温)、感電、骨折、中毒などで後遺症が残るもの及び治療に入院・長期通院を要するもの。
「軽  傷」 治療に入院、長期通院を要さないもの。(上記以外)
「物的損害」 家屋・家財及び家畜・ペットにかかわる拡大損害など。
2. 警告表示
 警告表示は警告を意味する注意喚起マーク()と警告表現用語(「警告」「注意」)を組み合わせて、文頭に付記しました。

● 原反の荷扱い・保管の注意
1.受領時のお願い
 受領時には、納品書と製品現品をご確認ください。万一注文品と違う銘柄・規定や傷ついたものが入ってきた場合には、速やかに購入先へご連絡ください。
2.荷扱い時の注意
注意 (1) ロール状に巻かれた塩化ビニルレザー及び合成皮革は、重量物なので、人手による荷扱いにはご注意ください。又、フォークリフト等への過積載や片積みは危険です。絶対におやめください。
注意 (2) 輸送あるいは保管時、荷崩れ防止策を講じてください。多段に積むと荷崩れを起こしやすく、ケガをすることがあります。
(3) フォークリフト等の爪による傷にご注意ください。
警告 (4) 原反はトラックの荷台など高い所から落とさないでください。原反に傷がつくばかりでなく、作業者がケガをする場合がありますのでご注意ください。
(5) 広幅原反は、中央部だけで持ち上げないでください。紙管が折れ曲がると変形し、外観を損ねることがありますのでご注意ください。
3. 積み方(裸品、紙包装品)に対する注意
 塩化ビニルレザー及び合成皮革に傷やクセ、シワを付けないように、原反の置き方にご注意ください。
注意 (1) 平らなパレットでピラミッド形に積み、底辺部の両サイドに幅なりのクサビを入れ、荷崩れ防止対策を行ってください。
(2) 立て掛け等、保管の仕方及び積み方は、各社購入メーカの製品品質協定書に基づく方法に従ってください。
4. 塩化ビニルレザーの原反保管時の注意
(1) 高温・多湿や水に対する注意
塩化ビニルレザーは、高温・多湿な所や水漏れになる所に保管しないでください。塩化ビニルレザーに添加されている可塑剤・安定剤等がレザー表面に出てきて、高周波接着性・印刷適性の低下や、表面ツヤ変化・色落ち・カビの発生が生じることがありますので、ご注意ください。
(2) 直射日光に対する注意
保管中は直射日光に当てないでください。太陽熱や紫外線の作用で塩化ビニルレザーの硬化・収縮・高周波接着性の低下や表面ツヤ変化が生じることがありますので、ご注意ください。
5. 合成皮革の原反保管時の注意
(1) 高温・多湿に対する注意
高温・多湿な所に保管しないでください。合成皮革のポリウレタンが劣化して接着性が低下したり、ひび割れしたりすることがあります。
(2) 水に対する注意
水漏れになる所に保管しないでください。水分によりカビが発生したり、ポリウレタンが劣化して接着性が低下したり、ひび割れしたりすることがあります。
(3) 直射日光に対する注意
保管中は直射日光に当てないでください。太陽熱や紫外線の作用で合成皮革が変色したり、劣化することがあります。
(4) Noxガス・Soxガスに対する注意
合成皮革は、Noxガス・Soxガスにより変色することがありますのでストーブを使用している所に保管しないでください。

● 加工時の取扱い注意
1. 塩化ビニルレザー
(1) 異材との接触注意
可塑剤の移行により下記の例のような、不具合が生じることがありますので、塩化ビニルレザーの表面に異質の素材が長時間接触しないよう、商品設計や加工時にご注意ください。
(可塑剤とは風合いを決める材料)
・ 本皮やジーンズなど染料を使用している素材と接触させると、色移りが生じることがあります。又、本皮側の表面に粘着が生じることがあります。
・ 別の塩ビ製品・スチロール樹脂・ABS樹脂・木材塗装面などの樹脂製品と接触させると可塑剤の移行により双方に表面ツヤ変化、硬化、ひび割れ及び変形が生じることがあります。
・ 新聞紙や印刷物を接触させると色移りが生じることがあります。
・ 粘着テープを貼ると、表面ツヤ変化や粘着が生じることがあります。(合成皮革も同様)
(2) 溶剤類との接触注意
加工時や表面を拭く時などに、ベンジン・アルコール等の溶剤を接触させると、塩化ビニルレザーの表面がとけて、可塑剤の抽出や化学物質の吸収により、表面ツヤ変化・硬化や軟化・色柄落ち、及び基布剥離が生じることがあります。
(3) 表面を拭く時の注意
上記溶剤類の他、漂白剤を使用しないでください。漂白剤を使用すると、ツヤ変化や変色が生じることがあります。表面を拭く時には、うすめた中性洗剤をご使用ください。
(4) 高温物との接触注意
塩化ビニルレザーをアイロンがけしたり、ストーブ等高温の熱源のそばに置かれると、表面のツヤ変化、絞変化・表面粘着・変形・変色が生じることがあります。
(5) 注意
縫製加工時の注意
塩化ビニルレザーの硬さや厚みに適したミシン針を使用するよう、ご注意ください。不適当なミシン針を使用した場合、折れてケガをしたり、折れた針が製品の中に入り、使用者がケガをすることがあります。一つ縫製するごとに、針が折れていないか確認してください。(合成皮革も同様)
(6) 半製品の移送時の注意
移送の時に、特定部位にのみ強度をかけたり、引きずったり、他の物との強い摩擦等により、破損・表面異常・絞やツヤの変化が生じることがあります。(合成皮革も同様)
(7) 接着加工時の注意
・ 塩化ビニルレザーの表面や裏面に被接着物を接着させる時、指定された接着剤、又は試し接着し確認された接着剤をご使用ください。不適当接着剤を使用すると後から剥離したり、塩化ビニルレザーや被接着物のツヤ変化・硬化・変色が生じることがあります。
・ 糊引き後の乾燥時、加熱のしすぎや加熱ドラム面へ直接接触させると、絞消えやツヤ変化、肌荒れなどが生じる場合があります。製品加工条件(特に温度条件は80℃以下が望ましい)の管理を十分に行ってください。
2. 合成皮革
(1) 異材との接触注意
下記の例のように、不具合が生じることがありますので、合成皮革の表面が異質の素材と長時間接触しないよう、商品設計や、加工時にご注意ください。
・ 本皮や生地等の染料を使用している異質の素材と接触させると、染料が移行して色移りが生じることがあります。
・ 塩化ビニルレザーと接触させると、その可塑剤の移行により色移りや変形が生じることがあります。
(2) 溶剤類との接触注意
トルエン・ベンジン・酢酸・エチルアルコール等の溶剤を接触させると、合成皮革の表面の損傷・ツヤ変化・溶解・色柄落ち・硬化・軟化及び剥離が生じることがあります。
(3) 表面を拭く時の注意
乾拭き、水拭きをしてください。水拭きの場合は、乾燥を十分してください。水が残ると加水分解を促進させる恐れがあります。溶剤類の他、漂白剤も使用しないでください。漂白剤を使用すると、ツヤ変化や変色を生じることがあります。
(4) 接着加工時の注意
・ 合成皮革の表面や裏面と被接着物とを接着させる時、指定された接着剤、又は、試し接着し確認された接着剤をご使用ください。不適当な接着剤を使用すると後から剥離したり、合成皮革や被接着物のツヤ変化・硬化・変色が生じることがあります。
・ 糊引き後の乾燥時、加熱しすぎや加熱ドラム面へ直接接触させると、絞消えやツヤ変化、肌荒れ等が発生する場合があります。製品加工条件の管理を十分に行ってください。
(5) 方向性による外観不具合の注意
スエード及び植毛タイプは、見える方向で色相が異なって見える場合があります。方向性を考慮して裁断加工してください。
3. 作業環境
 接着加工時には、作業環境に気をつけてください。特に、下記のような場合にはご注意ください。
注意 (1) 塩化ビニルレザー及び合成皮革を引き出しした時(特に冬場の乾燥した時期)静電気が発生し、人体にスパークすることがありますので、静電気処理を行ってください。
注意 (2) 作業中に臭いを強く感じる場合は、十分な換気を行ってください。

● 高周波接着加工時の注意
1. 高周波接着加工とは
 高周波の電界中に誘導損失の大きい物質(塩化ビニール樹脂、ウレタン樹脂)が置かれた時、その物質が内部発熱をするという性質を利用したもので、一種の熱接着加工です。
2. 接着加工時の注意
 塩化ビニルレザー及び合成皮革の厚さや銘柄に応じた最適条件に合わせて、接着を行ってください。

● 加工品の保管・荷扱いの注意
1.原反保管時の注意事項に準じて、加工品の保管についても高温・多湿・水・直射日光に対して、ご注意ください。
2.塩化ビニルレザー及び合成皮革加工時の取扱い準じて、加工品の保管についても、異材・溶解剤類との接触にご注意ください。

● 産業廃棄物としての処理の注意
警告 塩化ビニルレザー及び合成皮革を破棄する場合は、処理業者に委託して処理してください。

● その他の注意
1. 塩化ビニルレザー
注意 (1) 購入された塩化ビニルレザーは用途が決められています。誤使用すると、ケガしたり危険が伴います。他用途に使用する場合は、購入メーカーとご相談ください。(合成皮革も同様)
注意 (2) 異材組み合わせ(スチロール樹脂・ABS樹脂・ゴム等)、使用部位、デザイン加工条件により物性や外観を損なう場合があります。物性や、外観については、必ず最終製品にてご確認のうえご使用ください。
2.合成皮革
注意 (1) 合成皮革は、用途や使用される基布、樹脂により風合いや基本的性格が異なります。又、自然環境下で加水分解により物性の低下や着色剤の劣化を起こすことがあります。商品設計の段階で購入メーカーとご相談ください。
3.消費者への注意
注意 (1) 安全のため、塩化ビニルレザー製品及び合成皮革製品を火元に近づけないようにしてください。
警告 (2) 万一、火災が発生した場合、煙を吸わないようにしてください。
警告 (3) 消費者の方が、塩化ビニルレザー製品及び合成皮革皮革製品の処理を行う場合は、家庭で燃やさず、自治体の指示にしたがって処分してください。
注意 (4) 塩化ビニルレザー製品及び合成皮革製品は、使用用途以外のことに使用したり、無理な重さや力のかかる使用は避けてください。

記載内容は予告なしに変更されることがあります。
日本ビニル工業会・ビニルレザー部会資料より
●高周波加工時の注意
塩化ビニルレザー及び合成皮革には高周波加工時、接着しにくいもの、裏基布の色が出るものなどがありますので、加工の際は弊社へご確認ください。
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